新型N-BOXのACCとLKASを試してみた

新型N-BOXと雪景色

正月に帰省の為に、長距離走行する機会がありましたので、新型N-BOXの

ACC(アダプティブクルーズコントロール)LKAS(車線維持支援システム)

を試すことにしました。

 

何故、試したのかというと普段、新型N=BOXは嫁が使用していて、メカに弱いことから

絶対に機能を試すことがないので、やまとしがまず覚えないと使えないと思ったことと

長距離はいつもアクセラスポーツ(普通車)で帰省していますが、新型N-BOXに標準で

搭載されているACC(アダプティブクルーズコントロール)一般的にはオートクルーズ

に魅力を感じたので新型N-BOXを購入したようなものなので試さずにはいられません。

 

長距離運転時に運転者の疲労を抑制してくれることに期待感を感じましたので

試したくなりました。

 

以前、所持していたファンカーゴという普通車で帰省していた時は必ずアクセルを

踏むことにより、足が疲労して帰省してもなかなか眠れずに苦労していましたが、

アクセラスポーツに変更してから足の疲労は感じなくなりましたが、さらに新型の

N-BOXのACCやLKASを試してみて足の疲労や長距離運転時の全体的な疲労を抑制

するために必要不可欠だと感じたのが一番の要因です。

 

往復で5時間ぐらいの長距離を走行するので運転時の疲労は半端ないですが、

新型N-BOXのACCとLKASの使用感などが参考になればかと思います。

 

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新型N-BOXのACC(アダプティブクルーズコントロール)を試す

 

まずは新型N-BOXのACC(アダプティブクルーズコントロール)を試した感想を

書いていきますが、その前にACCの作動の仕方を書いていきたいと思います。

 

最初、説明書を見た時は難しそうで簡単に扱えるか不安でしたが、意外と簡単に

覚えることが出来たので何度か試しているうちにコツをつかみ、すぐに使えるように

なると思いますので、ここで是非覚えて活用してください。

 

フロントロアグリルの奥に設置してあるレーダーセンサーとフロントガラス上部に設置してある

カメラが先行車との車間距離を測定して、高速走行できる区間などで設定した速度でアクセルや

ブレーキを踏まずに一定の速度で走行出来て、全車との距離を保ちながらアクセル操作と

ブレーキ操作を自動で調整してくれる凄い技術です。

 

ACCを作動させるには条件がありますので、主な注意事項を書きます。

 

  • セレクトレバーがDレンジかSレンジにある時
  • 車速が30km/h以上でブレーキペダルを操作してない時
  • その他の詳しい仕様は説明書などでご確認ください。

 

まず、標準的な表示を確認してみましょう。

標準的な表示
標準的な表示

ACCとLKASを作動させたら表示がこうなります。

作動させると右側に緑の表示でACCとLKASと表示されます

画像下でギリギリ表示されています。

ACCとLKAS作動
ACCとLKAS作動した状態

右の真ん中の車の表示で確認出来ます。

 

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新型N-BOXのACC設定方法

 

ACCとLKAS設定方法
ACCとLKAS設定方法

 

新型N-BOXのACC(アダプティブクルーズコントロール)の設定方法は画像でも確認出来ますが

下記にも記載します。

 

ACC(アダプティブクルーズコントロール)設定方法

  1. MAINスイッチを押します。
  2. SETボタンを押します。
  3. (+)・(-)で速度を設定します。
  4. 車間距離(ディスタンススイッチ)を押します。

 

ブレーキなどを踏んだら解除されてしまいますが、元の設定を維持したい場合は

RESを押すとすぐに元の設定に戻せますので便利です。

SETでも直ぐに戻せますが、設定が現状の速度になりますので設定の

やり直しが面倒ですので、RESを押すのがおすすめです。

 

車間距離の設定方法(画像を確認)

SET後、ディスタンススィッチを押す。

車間距離設定車速80km/hのとき車速100km/hのとき
約25m約30m
約33m約40m
約47m約59m
最長約65m約83m

通常の高速走行できる区間ではで個人的には十分だと思いますが、

安心したい方は中で良いでしょうけど、流れに合わせた走行をおすすめします。

高速道路では検証してませんが、なるべく車間距離を開けて走行をお勧めします。

 

車間距離の解除方法は

 

  • CANCELスイッチを押す
  • MAINスイッチを押す

 

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N-BOXのACC(アダプティブクルーズコントロール)の使用感想

 

帰省の行きは通常走行で試し、帰りの走行でACC(アダプティブクルーズコントロール)

を試しましたが、正直言って凄すぎです。

 

設定は慣れれば簡単に出来ますし、信号などでブレーキを踏んで停止した場合でも

速度が30km/hを超えた状態でRESを押すと元に簡単に戻せます。

下り坂でも速度が乗ればアクセルオフの状態になるようなので燃費にも貢献出来そうです。

これは正直、どうなるのか試してみようと考えていましたところ、かなり燃費を意識した

走行をしてくれそうなのでかなり優秀だと思います。

 

通常走行でもスピードが乗るとアクセルオフしてくれたりとかなり燃費向上に貢献

出来そうなので、下手に運転するよりACCに任せた方が燃費の良い走りが出来ると思います。

 

車間が近くなった時や前が停止したときなどもブレーキが自動で効くので安心ですが、

自分で注意することもで大事なので自分でも注意しながらACCを使いましょう。

 

長距離走行で使用した感じでは足でアクセルを踏むことによる疲労をかなり抑制できる

ので、ある程度高速走行できる区間及び停止と始動を繰り返す道路以外では積極的に

使い方を覚えて活用した方がいいと思います。

燃費も考えた走行をしてくれるようなので燃費の改善にも大きく役立つでしょう。

 

ただ気を付けるのは左や右に前方の車が曲がる時に近すぎると急ブレーキが

かかってしまいますのでその場合の対処方法は下記になります。

前方の車が曲がるとわかったら素早く下記の操作をして

ACC(アダプティブクルーズコントロール)をキャンセルして下さい。

 

CANCEL(キャンセル)を押していったんACCをキャンセルしてから再びRESを押します。
これがN-BOXのACCのデメリット(欠点)だと思いますが、事前に対処方法が
わかれば特にストレスなく使えるので覚えておきましょう。

 

他のスズキのライバル車「スペーシア」などには標準でACCなどはついていませんので、

新型N-BOXでは標準で付いてますので使わないと勿体ないと思いますので、

使い方を覚えて活用してください。

 

新型N-BOXのLKAS(車線維持支援システム)について

 

LKAS作動
LKAS作動

 

LKASは【MAIN】スイッチ→【LKASスイッチを押すことで上記の画面になります。

解除方法は【MAIN】スイッチか【LKASスイッチを押すことで解除出来ます。

 

LKAS(車線維持支援システム)は電動パワーステアリングの補助が大部分で

自動でハンドルを動かしてくれるものではないので、補助的に作動させた方が良いでしょう。

 

使った感想は、確かに何か効いている感じはしますが、余程下手な運転をして車線を

はみ出すような状態にならなないと実感はできないと思いますので、補助的な使い方

で使用しましょう。

 

車線をはみ出すと警告アラートが表示されてブザーで教えてくれるので

眠たいときに運転時には便利でしょう。

 

まとめ

 

今回、長距離走行でACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKAS(車線維持支援システム)

を十分に試すことが出来ましたので、嫁が使えるように教えていこうかと思います。

 

燃費を考慮した走行をしてくれるので使える環境であれば積極的に使うことをおすすめします。

ただ、一つ疲れた箇所があります。

足は疲れませんでしたが、普段使用していないN-BOXでしたので手が疲れました。

ハンドル操作だけで便利でしたが、普段使っているアクセラスポーツ(普通車)とは

ハンドルポジションも違いすぎますし、座高なども違いすぎなのでたまに使うと

手が疲れるかも知れませんが、足は全然疲れませんでした。

 

適切なハンドルポジションや座席位置などを最初で調整しておくことを

おすすめします。

今回はかなり長時間運転で使いましたので、新型N-BOXの凄さを改めて実感できました。

帰りは重い荷物(子供一人分)余計に積んだ状態、大人2人と子供2人相当での

運転でしたが、他の軽自動車より馬力もある分、走行にも不満がなく

ストレスなく運転できました。

 

後から出た、スペーシアギアなども魅力を感じましたが、値段も高いため

個人的にはN-BOXの方がおすすめです。

まずは、試乗して機能などを試しながらお好みの軽自動車を購入することを勧めます。

すでに新型N-BOXをお持ちの方でACC(アダプティブクルーズコントロール)や

LKAS(車線維持支援システム)を試していない方はこれを機会に試してみては

いかがでしょうか?

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