Blenderのバージョンを2.92にアップデートしてからしばらく放置していましたが、blenderを久しぶりにチェックしてみたらアドオンがすべて消えていたので、調べて入れ直そうと思ったらアドオン名が変更になっていてVRMエクスポートができるようになっていたので3teneで確認したところ正常に動いたので紹介します。少し問題があるのとblenderでキャラクターを編集した場合にどうなるのかは検証できていませんが、VRMモデルをBlenderにインポートしたものをVRMエクスポートし、3teneで動作をや見た目を確認したところ問題はありませんでした。問題がある点は下記で紹介していきますので、まずはblenderに入れ直したアドオンから紹介していきます。
blenderでVRMエクスポートできるアドオン「VRM_Addon_for_Blender」
まずはVRMがインポート・エクスポート出来るアドオン「VRM_Addon_for_Blender」を下記ページから導入します。
バージョンは1.10.0となっていてBlender2.82+用のVRMインポーター、エクスポーター、ユーティリティとなっていますのでblender2.92との互換性があるのかはわかりませんが使えているので問題はないですが、多少の不具合などがあるかもしれません。ページを確認してみると日本語で書かれた説明もあり、アドオンに日本人の方も関わっている感じがします
翻訳されたページを見ると、以前使っていた「VRM_IMPORTER_for_Blender」は2021年2月7日以降「VRM_Addon_for_Blender」に変更されるようで以前のアドオンが残っている場合は削除して入れ直す必要がありそうです。
赤枠のDownload Add-onと書かれたボタンを押すことで入手できます。
VRM_Addon_for_Blenderをブレンダーにインストール(追加)する
以前もBlenderとVRoid Studioの記事でアドオンの追加方法の記事は書いていますが、アドオン名が変更になっていたので再度紹介していきます。
アドオンの追加方法
「編集」→「プリファレンス」と進みます。
メニューをアドオンにあわせてインストールを押し、ダウンロードした解凍していないZIPファイル(アドオン)を選択しblenderに追加します。次に「Import-Export;VRM format」の横のチェックマークを付けると完了です
下にあるアドオンは最初から入っていたものだと思われますがVRML2という文字が気になりますね!
「ファイル」→「エクスポート」と確認するとVRM(.vrm)のエクスポートが出来るようになっています。
インポートでもVRM(.vrm)が使えるようになっていたらOKです。
ついでにBlenderに他のアドオンを追加する
他にもblenderを使う上で必要だと感じたものを追加してみましたが、管理人はblender初心者なのでよく調べてから導入しましょう。
Cats Blenderプラグイン(0.18.0)を追加する
以前も入れていた「cats-blender-plugin」も必要だと思ったので追加しました。バージョンは0.18.0で問題やバグ多そうな感じですが使って見ないとわからないのでとりあえず入れておきます。
3DキャラクターモデルをVRChatにアップロードして使うためと、MMDモデルなどを扱うために導入しました。
上記画像の赤枠のあたりにZIPファイルがありますので下記のページでダウンロードください。導入方法は「VRM_Addon_for_Blender」と同じなので簡単です。
アドオンのZIPファイルを選択し、アドオンをインストールします。
更新かBlenderを再起動すると導入済みアドオンが表示確認できます。
3D View; Cats Blender Pluginの横のチェックを入れて完了です。
画面の<を左にスライドして引っ張り出すとメニューが表示されます。
CATSにタブをきりかえると使えます。
このアドオンを導入することでMMDモデルやMMDステージなども使えますし、.pmd・ .pmxなどのファイルが扱えるのでかなり便利ですね!BOOTHやニコニコからMMDステージやMMDモデルをお借りして使えるので便利です。
material-combiner-addonを追加
テクスチャーとマテリアルをまとめる「material-combiner-addon」というアドオンも入れてみました。以前Blenderを使ってみたときにテクスチャとマテリアルをまとめるのに苦労しましたので導入してみました。
TexTools 1.4.2を追加
UV調整を簡単にするTexTools 1.4.2を導入しました。
以前もUV展開などを試しましたが簡単にできるように期待したいですね。以前も入れていたかもしれません。
他のアドオン
Animation Nodesを入れてみましたが警告マークらしきものが表示されています。
アニメーション用のアドオンですが、何かしら問題があるかもしれませんので検証できたら紹介します。
blenderにVRoid Studioで作成したVRMモデルをインポートしエクスポートする
まずは初期画面だとCube(箱)が表示されていますので削除します。非表示にしても削除しない限りは残ってしまい、VRMモデルと一緒にエクスポートされるので削除するのが良いでしょう。
右上にある画面のCubeを右クリックし、削除をおすと消せます。
カメラやライトが邪魔なら非表示にしてもいいでしょう。
VRMモデルをインポートした後、Cubeを消してからVRMエクスポートしました。
3teneでVRMモデルを確認してみる
3teneにBlenderから先程エクスポートししたVRMモデルを読み込みましたが名前がおかしいです。日本語のキャラクター名なので英語のキャラ名にしたらもしかしたら良いかもですね!
他のVRMモデルで確認しましたがタイトルと作者が表示が変です。
実際に3teneで動かしてみましたが動きなどや表情などは問題なしでした。名前さえ我慢できれば良いかもしれませんが、衣装を編集したり髪型を編集などした場合にどうなるかはわかりませんがVRoid Studioで作成したVRMモデルをBlenderで編集してVRMでエクスポート後、3teneで使えればUnityを覚えなくても使わないでも良いので便利になりそうですが、そう上手くいくかはずっと使って試してみないとわかりませんね!
Unityも導入したばかりでblenderとどっちがいいか悩むところ
何日か前にUnityを導入したばかりで、UniVRMを導入して日本語化も済ませていたので、blenderからVRMモデルをFBXでエクスポートし、UnityでVRMでエクスポートする予定でしたが、BlenderでVRMでエクスポート出来るということでどちらがいいか悩むところですがとりあえずBlenderで編集してみてから決めたいですね。
Unityもまだ使い方は覚えていないのでblenderを覚えたほうが良さそうですが、時間をかけてできれば両方覚えたいですね。
まとめ
BlenderでVRMエクスポートが出来るということで編集したらどうなるか試して見る必要がありますね!3teneにVRMインポートしたときにポリゴンが欠けたり見えなくなったりということが多いので、そのあたりを修正するのにblenderやUnityを使いたいですが、オリジナルキャラクターモデルなども作成したいのでVRoid Studioで素体である程度作成してから、衣装をblenderやUnityで編集したいところです。MMDモデルなどを無料で導入するのもありですが、ある程度は自分でカスタマイズしたキャラクターを使いたいので色んなアドオンなどを試しながら両方覚えていきたいですね。